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限りなき食欲の果てに。


「たまひよ」から、3日置きに
子供の月齢に合わせた情報メールが届くのですが
先日、

「この時期のママの悩みは、 
 離乳食を食べてくれない ことではないでしょうか」

というメールが届きました。


・・・
・・・・・
・・・・・・・

いいえ。
むしろ、
作っても作ってもすぐになくなる
ことのほうが悩みなんですが、どうしたらいいでしょうか。


ぽんぽこ、9か月。
よく食べます。
まぁ本当によく食べます。
生後100日目のお食い初めのときに
箸に食いつきそうになっていた頃から、その兆しはあった。
離乳食を開始して、4日後に
スプーンの小ささにいらいらしてるのを見て確信した。
この子は、私に似て、よく食べる子なんだ 
そして現在、離乳食を始めて4か月。
ありがたいことに好き嫌いなく何でも食べてくれますが
その分、食べる量も半端ないです。
保健センターから配られた冊子に書いてある
「この時期の離乳食の目安量」を
ゆうに2割は上回る量を、ほぼ毎回完食。


先日、離乳食に関するQ&Aサイトで

「9か月になる娘がいます。
 食べることに興味がなく、
 椅子に座らせると嫌がってのけぞったり泣いたりするようになり
 先日からは、口も開けてくれなくなりました・・・(涙)」

という投稿を目にした。
うわぁ、9か月って言ったらぽんぽこと同じぐらいじゃん、
これはママさんつらいだろうな・・・と思うと共に
ある疑問が浮かんだので、
旦那に聞いてみた。

「ぽんぽこ、今まで、口開けてくれないことってあったっけ?
 ないよね?」


「あぁ、
 先週末、そういうことあったじゃん」


え!そうだっけ?!
あの日も、昼食の後、更に追加で
みかんをもりもり食べてたような記憶しかないのだが・・・

「ほら、口いっぱいにみかんを頬張って
 身動き取れなくなってたから
 口開けて、みかんの房を出そうとしたんだけど
 頑として口を開けなかった


・・・それって
口を開けなかったのは、
食べたくなかったからじゃなくて
食べ物を盗られたくなかったから
・・・ってことですよね?

「うん。
 『ぼくのみかん、盗るなー!!』って感じで
 ギャン泣き してたよね」



今日も大量の離乳食作りが待ってます。
たくさん食べておおきくなれよ。

- | 17:41 | comments(0) | trackbacks(0)

地上の星。

今年も冬がやってきた。
冬といえば、1年に1回の
あのチャンスにめぐり合える季節ではなかろうか。
そう思い、あるサイトを検索してみると。
やはり。思ったとおりだった。


2006年 のど自慢@静岡大会
今年も冬に開催!



ここ数年、NHKのど自慢の動向を
ウォッチし続けているんですが
静岡県にやってくるのは1年に1回ほど。
(まあ、1年52週で47都道府県なわけだから、
 妥当なところでしょうね)
そしてなぜか、冬から春にかけてが多い。

学生時代から私と親交がある方は、
私が 「カラオケ好き」 ということを
ご存知かと思います。
なんたって、 カラオケルーム付きのマンション に
住んでたぐらいだからね。
そして友人が遊びに来るたびに、
真夜中カラオケ(平均2時間)を決行していた学生時代。


その頃から、何度か「のど自慢」に挑戦しているのですが
本選にはたどり着けず、いつも悔しい思いをしてきました。
過去の戦歴は以下の通りです。

--------------------------------------------------------------------------------
1999年2月 磐田市。はがき審査通過→予選止まり。
      中島みゆきの「時代」で。
2002年4月 湖西市。はがき審査であっさり落ちる。
--------------------------------------------------------------------------------


2回の敗戦経験から我々が学んだことは
「もっと話題性がないとダメなのよ!」 ということでした。そして迎えた2003年。

今度は おとん を巻き込み、父娘コンビで出場を決意。
(※ 私のカラオケ好きはおとんの遺伝子が影響しています)今まで「母娘」「母息子」などのユニットは見たことあれど、「父娘」って見たことない。これならきっといけるはず。
万人ウケを狙い、 演歌界のプリンス 
「きよしのズンドコ節」 をセレクト。
きよしくんを研究するために、DVDまで買いました。
おとんと毎晩、我が家のカラオケルームに篭り
2週間に及ぶ特訓を行いました。
振り付けまで覚えました。
振り付け監督は おとん。

「いいか、お姉ちゃん!ここの、
 ♪ジャジャジャン♪ のとこで
 後ろ向いて、くるっ て回るだでな!」


本選出場者の服装も長期に渉りウォッチング。
服装対策本部は おかん。

「やっぱりさー、NHKだもんで!
 あんまりぶっ飛んだ格好のは逆に落とされるだよ。
 あんた、磐田市大会んとき チャイナドレス 着て
 予選に行ったけど、今考えると、あれは失敗だったら。
 今回は、あくまでもフツーにいかんと!
 こざっぱりした服装で!」


ここまで練習・研究しても、はがきで落ちたら意味がない。
本選への第一審査であるはがき審査対策は私が。

「【応募の理由】
 今まで、人一倍元気だった父。
 去年、大きな病に冒されました。
 でも、持ち前の生命力と周囲の暖かさに助けられ、
 驚くほどの回復力で
 再び仕事(農業)ができるまでになりました!
 歌うのが好きな父を励ますためにも、
 今回父と2人で参加することで
 父がいままで以上に、元気になってくれればと思います。
 よろしくお願いします。」



そして。
我が家が全力を賭けて挑んだ、
2003年5月 浜北市大会。


清潔感とさりげない個性を醸し出す服装で臨みました。
振り付けもハーモニーも上出来でした。
うちらの出番が終わった後、 知らないおじさん から

「あんたら!よかったにーーー!
 歌もうまかったし、お父さんと娘さんっていう組み合わせは 珍しいもんねえ。
 あんたら、 絶対本選行けるに!


と、興奮気味に話しかけてもらえました。
全力を出し尽くした伊藤家。
ドキドキしながら審査結果を待っていました。


が。
またしても落選。


ああNHKよ、教えておくれ。
一体うちらのドコがいかんというのだ。

家に帰ってから

「お姉ちゃん、出だしの音、低くなかったか?」
「おとーさん、振り付けで回るの遅くなかったけ?!」

と、 罪のなすりつけ合い になったのは言うまでもない。
醜い。


それ以来2年間は、静岡県西部で開催されることはなく
出場意欲も減退していたのですが、
2006年度。 ついにきましたよ。
会場は 浜松市。

実家の隣町です。
2005年に 12市町村が合併 して
バケモノみたいな市になったので
おそらく、その関係で会場に選ばれたのでしょう。
こんな近くにリベンジの機会が用意されるなんて、
応募しない手はありません。

しかもわたくし、現時点で27歳。
おまけに会場は、上述したように浜松市。
これは、ある意味 因縁の対決。 是が非でも出たい。

なぜ「因縁」かというと。
実は、うちのおとんは
私と同じ 27歳 のとき、同じく 
浜松地区 (当時は合併前だったので別の町でしたが)で
NHKのど自慢に出場 しています。
そして、あろうことか 鐘3つ を鳴らしています。
当時おとんと一緒に出場したAさんが
去年、当時のビデオをDVDに焼き直し、
おとんにプレゼントしてくれました。
そこで 「同い年のおとん」 を初めて
動画 で目にすることに。(写真をクリック。)
今年の流行語にもなった 
「You Tube」 でお楽しみください。
(表示されるまでに少々時間がかかるかも。
 辛抱強くお待ちください)
立ち位置左で始めに歌うほうがうちのおとんです。

おとん。
【ひろとし27歳。】

・・・悔しいけど。
私よりうまい。
きっと私は、おかんの遺伝子も混ざってるから
おとんよりも下手なんだわ。
(おかんも自分でそう言ってたし。)
それにしても、28年経っても
「人の声」っていうのは変わらないものなんだ、と
妙なところで関心してしまいました。
あと、科学技術の進歩のすごさにも。
当時は微塵も思ってなかっただろうなあ。
28年後の自分が、別の媒体で再び
「鐘3つ」の場面を目にすることになるなんて。

重松清の『流星ワゴン』。
「僕と同じ年の父に出会った」という
サラリーマンが主人公の本でしたが、
私も主人公と同じような、
何ともいえない不思議な気持ちになりましたよ。


おとんを超えるためにも、ぜひ出場したいところ。
はがき審査に向けて、
さっそく「応募動機」の推敲を始めたいと思います。
アクトホールにホームラン宣言。

※ タイトルは応募予定曲です。レッツ・プロジェクトX。

のど自慢 | 12:02 | comments(6) | trackbacks(0)